昨夜、レイトショーでバベル観ました。
さすがに宣伝が凄かっただけあって
21:30からのショーでも満員でした。


 もちろん、内容は書きませんが
期待通りでした。
「期待してた以上」ってことではなく、期待してた通り良かったです。
言葉の違いによる困難さをいろんな角度から表現してる話なんですが
日本にずっといる人には「?」って感もあるでしょうねー。
アメリカ映画を観なれてる人にとっては
最後は「?」って終わり方ですが、僕はああいう終わり方はけっこう好きです。
観た人、それぞれが「その先」をいろいろと想像できる終わり方です。
実際に映画を観て、菊地凛子があれだけ評価されたのも納得しました。
メキシコ、日本、モロッコって各国のシーンがあり
それぞれ各国の出演者がいるけど、菊地凛子の存在感はダントツでした。
Hなシーンを演じたってだけじゃなく、存在感がしっかりと残りました。


 海外ツアーとかでは絶対に体験できない「言葉の壁」、
ホント、この世界になんでこんなに多くの言語が存在するのか?って考えさせられますよね。
映画は2時間半ってけっこう長いし、映画観ながらパッといろんなことを思い出しました。
例えば、ポーランドの友達宅に二ヶ月滞在した時に、ホント大変だったこと。
日常生活でも、例えば「トイレの紙がない」ってのも
友達以外、英語が全く分からないので、
友達の母親に一生懸命、ゼスチャーしたりしても「?」なので
トイレまで手を引いて連れていって、指差した場面を思い出しましたよー。
もう1つは、2002年にタイの山奥のスコータイ遺跡
空港からタクシーで行った時のことですが
「近くに泊まる所ない?」「明日、この時間に迎えに来て」とか
伝えるのに、紙に時間書いたり、眠るゼスチャーしたりして必死だったのとか
映画観てる時に凄く思い出しました。
って話が長くなったけど、
違う世界で、自分の言いたいことが巧く伝わらない時に感じる
「もどかしさ」「情けなさ」「孤独感」「恐怖感」とか
バベルを観たら、皆さんにもしっかりと伝わると思います!


 って映画の話に没頭してしまいましたが
HRC情報、特にないんですよねー。
ピンはいろいろ向かってますが、まだ何も到着してません。
スペイン、タイ、マレーシアのピン、どれが先に到着するんでしょう?